address
//əˈdres//場所や人に向けて何かを「向ける」「差し向ける」という基本概念から、住所(郵便物を向ける先)、演説(聴衆に向けて話す)、対処する(問題に向き合う)などの意味が派生しています。
解説
「address」は名詞として「住所」や「演説」を意味し、動詞として「話しかける」「取り組む」「宛名を書く」などの意味を持つ多義語です。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使われる中立的な語です。

名詞
住所
Please write your name and address on this form.
この用紙に名前と住所を記入してください。
演説、講演、挨拶
The president gave an address to the nation.
大統領は国民に向けて演説を行った。
アドレス、番地(コンピュータのメモリやネットワーク上の位置を示す文字列)
Each device on the network has a unique IP address.
ネットワーク上の各デバイスには固有のIPアドレスがあります。
動詞
(封筒・小包に)宛名を書く
Please address the envelope clearly so it arrives on time.
時間通りに届くように封筒に宛名をはっきり書いてください。
(人や集団に)話しかける、演説する
The president addressed the nation on television.
大統領はテレビで国民に向けて演説した。
(問題・課題などに)取り組む、対処する
The government needs to address the issue of climate change.
政府は気候変動の問題に取り組む必要がある。
📖語源
古フランス語のadresser(a-(~へ)+ dresser(整える、配置する))に由来し、最終的にはラテン語のdirectus(まっすぐな、直接の)から派生しています。