entropy
//ˈɛntrəpi//無秩序さ・乱雑さの度合い
解説
物理学や情報理論で使われる専門用語で、システムの無秩序さや不確実性の度合いを表します。熱力学では、エネルギーが仕事に変換できなくなる程度を示します。
名詞
エントロピー（系の熱エネルギーが仕事に変換できない度合いを表す熱力学的量で、しばしば無秩序さや乱雑さの程度として解釈される）
According to the second law of thermodynamics, the entropy of an isolated system always increases over time.
熱力学の第二法則によると、孤立系のエントロピーは時間とともに常に増大する。
エントロピー（閉鎖系における無秩序や乱雑さの度合い；秩序から無秩序へ向かう傾向）
According to the second law of thermodynamics, the entropy of an isolated system always increases over time.
熱力学の第二法則によると、孤立系のエントロピーは時間とともに常に増加する。
エントロピー（情報理論において、情報内容の不確実性や予測不可能性を測る尺度）
The entropy of a message increases when its content becomes more unpredictable.
メッセージの内容がより予測不可能になると、そのエントロピーは増加する。
無秩序への漸進的な衰退、混沌、崩壊
Without proper maintenance, the old building fell into entropy.
適切な管理がなければ、その古い建物は徐々に荒廃していった。
📖語源
ドイツ語の「Entropie」から。1865年にルドルフ・クラウジウスが造語。ギリシャ語の「entropia（向かうこと）」に由来し、「en-（中へ）」と「tropē（転換、変化）」から構成される。