gauntlet
//ˈɡɔːnt.lət//金属製の手袋;厳しい試練
解説
中世の騎士が着用した金属製の手袋、または困難な試練や挑戦を意味します。「throw down the gauntlet」(挑戦する)や「run the gauntlet」(厳しい批判や攻撃にさらされる)などの慣用表現でよく使われます。

名詞
籠手(こて)、鉄製の手袋(中世の甲冑の一部)
The knight put on his gauntlets before entering the battlefield.
騎士は戦場に出る前に籠手をはめた。
籠手(こて)、長手袋(前腕部まで覆う保護用の厚手の手袋)
The falconer wore a thick leather gauntlet to protect his arm from the hawk's sharp talons.
鷹匠は鷹の鋭い爪から腕を守るために、厚い革の籠手をはめていた。
名詞
試練、困難な道のり
New employees must run the gauntlet of rigorous training before they can work independently.
新入社員は独り立ちする前に、厳しい研修という試練を乗り越えなければならない。
(二列に並んだ人々の間を通り抜ける)むち打ちの刑、試練
The new recruits had to run the gauntlet as part of their initiation.
新入りたちは入会の儀式として、二列に並んだ人々の間を走り抜けなければならなかった。
📖語源
古フランス語の「gantelet」に由来し、「手袋」を意味する「gant」の縮小形で、フランク語の *want から派生しました。「run the gauntlet」という表現は別の語源を持ち、スウェーデン語の「gatlopp」(通路を走る)に由来する軍事的な罰を指します。