humanism
//ˈhjuːmənɪzəm//人間中心主義、人文主義
解説
人間の価値、尊厳、理性を重視する思想体系。ルネサンス期の知的運動から発展し、現代では宗教に頼らず人間中心の倫理観を追求する哲学を指すことが多い。
名詞
humanism単数形
humanisms複数形
1
ヒューマニズム、人文主義、人間中心主義
Humanism encourages people to rely on reason and evidence rather than blind faith.
ヒューマニズムは、盲目的な信仰よりも理性と証拠に基づいて考えることを奨励する。
2
人文主義（ルネサンス期に中世のスコラ学から離れ、古代ギリシャ・ローマの思想・文学・芸術への関心を復興させた文化運動）
Renaissance humanism emphasized the study of classical texts and the value of human potential.
ルネサンス期の人文主義は、古典文献の研究と人間の可能性の価値を重視した。
3
世俗的ヒューマニズム、人間中心主義（宗教的教義を排し、人間の理性と倫理に基づく世界観）
She embraced humanism as a philosophy that values human reason and ethics over religious doctrine.
彼女は宗教的教義よりも人間の理性と倫理を重視する哲学として、ヒューマニズムを受け入れた。
📖語源
フランス語の humanisme に由来し、ラテン語の humanus（「人間の」）+ 接尾辞 -ism から成る。19世紀初頭にルネサンスの知的運動を表す用語として登場し、後に人間の価値を中心とする世俗的な哲学体系全般を指すようになった。