moot
//muːt//議論の余地がある;(米)実際には関係のない
解説
「moot」は、議論の余地がある、または(特にアメリカ英語では)実際には関係のない・学問的な問題を指す形容詞です。フォーマルな文脈で使用されます。

形容詞
議論の余地がある、未解決の
Whether the new policy will be effective is still a moot point.
新しい政策が効果的かどうかは、まだ議論の余地がある問題だ。
実際的な意味がない、議論の余地がない
Since the project was canceled, the budget discussion became moot.
プロジェクトが中止になったので、予算の議論は意味がなくなった。
動詞
(議題・問題を)提起する、議論に付す
She mooted the idea of changing the company's policy at the meeting.
彼女は会議で会社の方針を変更するという案を提起した。
(特に仮定の状況で)議論する、討論する
The students mooted the ethical implications of artificial intelligence in their philosophy class.
学生たちは哲学の授業で人工知能の倫理的影響について議論した。
名詞
模擬裁判
The law students participated in a moot to practice their courtroom skills.
法学部の学生たちは法廷技術を練習するために模擬裁判に参加した。
(歴史)民会、集会(特に立法や司法を目的とした人々の集まり)
In medieval England, the village moot was held to settle local disputes.
中世イングランドでは、地域の紛争を解決するために村の民会が開かれた。
📖語源
古英語の「mōt」(会議、集会の意)に由来し、「gemōt」(集会)と関連があります。意味は「会議で議論される事柄」から「議論の余地がある」へと変化し、後にアメリカ英語では「無関係な」「机上の空論的な」という意味も持つようになりました。