any

//ˈɛni//
A1頻度レベル 1標準語

不特定の人・物を指す語。疑問文・否定文・条件文で「何か」「誰か」「少しも」、肯定文で「どんな〜でも」を意味する。

解説

「any」は、不特定の人や物を指す際に使われる基本的な英単語です。疑問文では「何か」「誰か」、否定文では「少しも〜ない」、肯定文では「どんな〜でも」という意味になります。数量や選択に関して制限がないことを表現する際に用いられます。

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限定詞

1

いくらかの、少しの、何か(疑問文・否定文で用いる)

Do you have any questions?

何か質問はありますか。

2

どの~でも、どんな~でも(特定のタイプの物や人の中から、どれでもよいことを示す)

You can sit in any chair.

どの椅子に座ってもいいですよ。

3

少しも~ない、どれも~ない(否定文を強調する)

I don't have any money.

私は少しもお金を持っていません。

類義語

反義語

代名詞

1

どれでも、誰でも(どれ・誰を選んでも構わない場合)

You can take any of these books.

これらの本のどれでも持っていっていいですよ。

2

何か、少しでも、一つでも(疑問文・否定文で「いくらか」「一つでも」の意味を表す)

Do you have any questions?

何か質問はありますか?

副詞

1

少しも、いくらか(比較級・最上級とともに用いて「少しでも」「いくらかでも」の意を表す)

I don't feel any better today.

今日は少しも気分が良くなりません。

📖語源

中英語の「any, eny, ony」から派生し、古英語の「ǣniġ」(任意の、何らかの)に由来します。さらに遡ると、ゲルマン祖語の「*ainagaz」から来ており、「one」(一つ)と接尾辞「-y」の組み合わせに相当します。